フレンチ・オープン決勝 ナダルがティエムを振り切って優勝!

フレンチオープンの決勝は
昨日までの風が嘘のように、よく晴れて
赤土がきれいに映えていました。

ナダル対ティエム
ティエムは準決勝が長引いたのが不利と
いわれていましたが、なんのなんの、
持ち味の強打で、ストロークをガンガン打っていました。

第1セットは先にティエムが強打でブレーク。
しかしすぐさま第6ゲームにブレークバックする。
そして4-3になった後の第8ゲームで
しかける。深いスピンボールを打ったり、
前に出たりして攻める。
ここをブレークするぞ、という意志が表れていました。
その通りブレークして、第9ゲームをしっかりキープして
第1セットを取る。

第2セットは、ティエムもしっかり打っていて
両者キープのままティエムから見て6-5の後
ナダルのサーブの第12ゲーム、ここでナダルにミスが出て
ティエムがブレーク。
セットカウント1-1でイーブンになり
第3セットへ。

第3セットの第1ゲーム、ティエムのサービスゲーム
最初のポイントからナダルはフォアのクロスを深く打ち、
ティエムを後ろに下げたままにしておく作戦。
リターンも深く、ここでブレークする。
そしてその勢いを続けていく。
ティエムは、強打し続けていたので、少し集中力が
下がったか。ネットするなどミスが出てきてしまいました。
結果6-1でナダルがとりました。

第4セットはナダルのサーブから。
ここはティエムが深いボールを打って
ブレークポイントを握るが、
ナダルはフォアのクロスで戻す。
そしてボレーで取り切る。
簡単にはブレークさせない。

もう後半のナダルは、やることをきっちりやっていて
サービスもしっかり入れているし、
危ういときもサーブで戻す。

ティエムに強打を打たせないように
ムーンボールを深く打って後ろに下げ、
甘いボールがきたらすかさず攻める。

守るだけではなく、攻める。
なので、ボレーポイントも多かったです。

第4セットは5-1とナダルがリードし、
第7ゲームのナダルのサービスゲームも
最初のポイント、なんとワイドへのサービスエース。
最終ゲームでもきっちりしています。
でも40-15のチャンピオンシップポイントのとき、
アウトしてしまいました。
やはりナダルでも気負うのでしょう。
次のポイントはサービスをセンターにきっちり入れ、
ティエムのリターンがアウト。

これで、ナダルが勝利。その瞬間、ナダルが
仰向けに倒れて、少し泣いていました。

3時間1分
6-3,5-7,6-1,6-1で3-1

ナダルは落ち着いていましたね。
特に第2セットを取られても慌てずに第3セットに
入っていたのが良かった。
ここの第1ゲームがカギになったのでは、と思います。

それにしても12回目の優勝とは本当に凄い!
まさにクレーキングの証です。

ティエムは本当にストロークがダイナミックで
見てて気持ちが良かったです。
ただ、今日はナダルのほうがティエムにいいボールを
打たせないように、バック側を攻めていたので、
戦略勝ちでした。
でもティエムは準決勝のベスト4の一人に入り、
今回ジョコビッチに勝ったことで自信もついたでしょうし、
この先の大会でも優勝候補になってくることでしょう。
それも楽しみです。

とにかくいい試合を見せてくれた2人に感謝です。

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